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第8ステップ おひとりさまの終活:8-1 おひとりさま生活の備え
2024年4月の国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の発表推計によると、65歳以上の単身高齢者数は2050年に1084万人で、2020年時点の約1.5倍で、65歳以上人口に占める単身者比率は、同じく20%から28%になる。
単身高齢おひとりさまとして生活する人が急増している現代社会では、伴って平均寿命が伸び、老後生活を不安なく暮らすための備えが不可欠です。
おひとりさま生活の基礎と備え:安心して終活に取り組むために
この記事では、離婚や配偶者の死、または生涯独身を選んだケースなど、それぞれの背景に応じたおひとりさま生活の実情を整理し、適切な対策を考えてみました。これにより、続く高齢者生活を穏やかに、かつ充実して送ることができるように、自分自身もいずれそうなる可能性が高いと自覚して、進めていきます。
1.現状のおひとりさま生活に至った経緯と生活状況
おひとりさま生活に至った背景を知ること、あるいは振り返ることで、自分自身の状況を見つめ直し、適切な対策を講じるための指針を得ることができるればと思います。
1)離婚によるおひとりさまの経緯と生活状況
離婚が原因でひとり単身生活に至った場合でも、その背景や事情は多岐にわたります。
配偶者との関係が悪化し別居を経て離婚に至るケースや、円満な協議離婚の場合もあります。突然離婚を迫られて、などということも。
離婚後の生活において、特に重要なのは子どもの有無です、というのが離婚からまずイメージし、問題とされもしますが、離婚した年齢も、人それぞれ、カップルそれぞれです。
当シリーズは終活がテーマですから、いつの離婚、どんな家庭家族事情における離婚であっても、現在高齢単身生活状態にある方を対象として、終活課題を考え、必要かつ有効な対策を講じていこうというものです。
離婚しても元の配偶者と一定の距離を保ちつつコミュニケーションが取れるケースもあるでしょうが、感覚的には、別れた人の介護や死、死後の必要な対応など迄委ねることができることは想像できませんね。
もし別居する子どもがいれば、多くの場合、既に中年から高年にかかる人も多く、それぞれの家族・家庭事情があるのは一般的であり、前のステップでテーマとした、家族間のコミュニケーションの在り方で、終活課題について対応していくことができるわけです。
問題は、子どもがいてもいなくても、家族や親族との関係ややり取りが皆無であったり、所在がまったく分からないケースです。
2)配偶者や親族の死去によるおひとりさま生活
離婚が原因でおひとりさま生活に至るのではなく、配偶者や家族、同居親族などの死去により高齢単身者生活、おひとりさま生活を余儀なくされる。超高齢化社会では、毎日そうした状況が発生しています。
パートナーの死は、心身共に大きな影響を及ぼし、生活が一変します。
経済的不安が生じることや、孤立・孤独を招くことから、終活どころではない状態を招くことも考えられます。
実は、高齢者夫婦間での終活はとても重要で、おひとりさま生活を想像・想定して、前もって夫婦それぞれの、また共通の終活課題に、ふたりで、あるいは子どもがいれば家族ともども、コミュニケーションの機会を常日頃から持ち、エンディングノートを活用するなどして取り組んでいることがいざとなった時に非常に役に立ちます。
子どもや近しい家族親族ががいない高齢夫婦においては、一層夫婦間での終活が重要となります。
一方または双方が団塊世代夫婦の方々は、ぜひ実践して頂きたいですね。
3)生涯独身を選んだケース
上述の社人研の発表によると、単身高齢男性に占める未婚者の比率は、20年の34%から50年には60%に。同じく単身高齢女性の未婚率は、20年の12%から50年には30%に。生涯未婚単身高齢者の増加は、当然、子どももいない人の増加を意味します。
生涯独身を通してきている方々。自らそれを選んだ方、結婚する機会を失してそうなってきた方。
事情はやはりそれぞれ異なります。
従い、終活に臨むスタンスや終活に関する思いも、ひとそれぞれと思います。
早くから、ソロ生活を選択して生きてきている方は、老後に備えた生活設計や資金計画など念頭に置いて取り組んできている方が多いかもしれません。
いやそのように計画的に生きるとこはなく、自由に人生を楽しんだり、気ままに生きてきている方も。
それぞれ自由な道、生き方ですが、単身高齢おひとりさま生活状態に入ると、やはり終活と諸課題に目を向けざるを得なくなります。
反対に、単身で生きていることに、孤独や不安を抱いている方々であっても、終活課題は意識し、いざという場合にどう対処するか、対処してほしいかを考えておく必要があります。
しかし、どういう経緯・事情で生涯独身型おひとりさまであれ、家族がいれば、相続や死を迎えたとき、その後の対応などについて、超高齢親や兄弟姉妹に関わらざるを得ないケースも十分ありえます。
こうした経済的な事情・状況とは別に、生涯未婚高齢単身のおひとりさまの多くが、社会的孤立や孤独を抱え、感じているという問題があります。健康不安を抱いている人も多いでしょう。
介護状態にあれば、デイサービスで他の要介護利用者や介護スタッフとの交流の機会を持つことが可能ですが、その状態にある人も相対的には比率は低いでしょう。
4)その他の事情によるおひとりさま
家庭の事情や対立などで、家族や親族と疎遠になり、おひとりさま生活に至った方もいるでしょう。
単身赴任や配偶者や本人の転勤を契機として、家族・配偶者との別居生活、単身生活が始まり、その後の経緯でおひとりさま生活が延長し、結局単身高齢者生活が日常化してしまった、などという場合もあるかもしれません。
家族と距離が離れての生活が要因で、そのまま疎遠になってしまったなど、ありえないことのような気もしますが、縁と疎遠は紙一重の部分もあり得ます。
いずれにしても、どのような経緯であっても、おひとりさま生活が何の不安もなく、不自由もなく送ることは、高齢化すればするほど難しくなる可能性があります。
日々の老後の生活をどうするかに加えて、これから先をどうするか、そして終活に関するさまざまな課題を意識し、備える必要があることを自覚する機会が生じるでしょう。
2.おひとりさま生活のための日常管理
自身の状況に合った生活を継続し、確立することと並行して、これからのおひとりさま生活上の不安や困難にどう備えるか、日常生活を通じて考える機会を増やしていくことができればと思います。
1)日常のスケジュールとルーチンの見直しと最適化
一人で生活を維持するためには、計画的なスケジュール管理が重要です。朝のルーチンや、週単位の計画を立てることで、日々の効率を高め、精神的なゆとりを確保できます。例えば、早朝の散歩や定時の食事時間を設けることは、体調管理と生産性向上に役立ちます。
2)健康維持のための取り組み
健康維持はおひとりさま生活において大切な要素です。
おひとりさま生活
では、食事が偏ったり、不規則になったりしがちです。食生活には充分留意し、栄養バランスの取れた食事を心がけたいもの。
そして必ず言われることですが、運動不足にならないよう、自宅で行えるストレッチや軽いヨガ、ウォーキングやジョギング、地域のフィットネスグループへの参加など、運動を習慣化し、継続できればと思います。
健康寿命を延ばすことに繋がりますね。
健康寿命については、以下の記事で取り上げました。
⇒ 医療準備と健康寿命対策|老後生活の安心ガイド
3)緊急時の対応策とセーフティネットの維持・確保
一人暮らしでは、常日頃から緊急時の対応策を事前に考え、備えておくことが重要です。
例えば、地元の警察や消防署の連絡先をすぐに見つけられるようにしておいたり、近隣にお住いの方やや知人友人に非常時の連絡先を伝えておくことがその対策として考えられます。
いわゆるセーフティネットですが、たとえ離れていても家族のネットワークを持っている人は、普段から緊密にそういした環境を整えておきたいものです。
こうしたある意味、資源と呼んでもよいことは、いざ終活となったときには非常に心強いものです。
4)生活費・老後資金計画と管理
安定した生活を維持するためには、収入と支出のバランスを保つことが不可欠です。
そのうえで、これからの高齢者生活に備えての資金についての課題も認識し、取り組む時期に当たる、あるいは臨むということになるのではと思います。
これも単身生活を営む方々それぞれの事情と背景によって、考え方も行動の仕方も違い、こうあるべきということはできません。
しかし、おひとりさま生活を送っていればこその資金計画の必要性・重要性があり、老後資金2,000万円問題を認識するしないに拘わらず、終活課題として、現実的に取り組むことになるのではないでしょうか。
そのためにも、現状の日常生活状況・レベルでの取り組みが、要らぬお世話ではありますが、大切ではないでしょうか。
生活資金については、以下の記事で扱いました。
⇒ 老後の資金計画|年金・資産運用・相続対策で安心生活を確保
⇒ 老後の生活設計と充実した活動|趣味・地域活動・任意後見契約の活用
3.身の回りの整理と断捨離への意識と実践
おひとりさまそれぞれのライフスタイルや価値観があります。
ある人は几帳面、ある人は部屋がちらかったままでも気にしない人。
今は、どちらにしても、他人に迷惑が掛かっていなければ構わないのですが、ありがちなゴミ屋敷化リスクは、早めに克服した方が、後々を考えるとよいのではと。
ということで、この項では、身の回りの整理と関連しての断捨離について、確認しておきたいと思います。
1)所有物のリスト作成と管理
所有物の整理よりも、不要物、いらないものの整理と管理とした方が良いかもしれません。
但し、終活となると、財産・資産価値のあるもののリスト化が、現実的な課題と受け止められるため、両方をセットで考え、できれば取り組んで頂くことをお薦めします。こういうことが得意な人、苦手な人、それぞれですが。
2)思い出の品や不要物の効果的な処分方法
高齢おひとりさま生活を自覚すると、そろそろ、思い出があるモノ、大事なモノ、捨てられないモノなど、気にし、どうにかし始める。
思い出や思い入れ、さまざまと思いますが、そうではなく、単にものぐさな人も、年齢と時間を考えて、と。
処理・処分が換金できるものでしたら、それなりにモティベーションが上がり、やる気になるかもしれません。
3)定期的な整理と片付けの実践
先述した、要るモノ、要らないモノの整理・仕分けは、できれば毎月1回と毎週決めた曜日にとか、定期的に実践できるのが理想です。言うのは簡単ですが。
それよりも、特定の部屋とか、昔のモノ、とか対象となる場所やモノを決めて、時期・期限を決めて、あるいは定期的にやっていくという方法もあります。こちらも言うのは簡単ですが。
なんのためにやっておくか、やっていくか。
すべては、終活に繋がっていますし、まだまだ先のことではありますが、万一事故があったり、事故に会ったり、した時に、家族や関係者が困らないためにはなります。
4)外部サポートやプロの整理サービスの利用
自分で整理が難しい場合は、外部の手助けを利用するという方法もあります。
モノがあふれていて整理が大変な人もいるでしょうし、苦手な人、めんどくさがりな人、プロの整理サービスの利用も選択肢としてあります。専門のサポートを受けることで、効率的に、合理的に身のまわりの整理が行えます。
価値があるものの整理・処分は、事前に調査した方がよい場合もあり、自身、高い関心を持って臨むことができるでしょうからお薦めです。
整理が終わることで、部屋や居住空間が空いて、物理的にも精神的にもメリットが生まれるのは間違いないと思いますし。
4.ネットワーク構築、任意後見契約と信頼できる第三者の選び方
孤立を防ぎ、おひとりさま生活を安心して送ることができるよう、自身の生活上のさまざまな関係を通じて、望ましい関係性やネットワークを作り、維持していくことが有効・有益になるでしょう。
そのための方法や留意点について、整理してみました。
1)孤独を防ぐための社会的ネットワークの構築
孤独は心身の健康に悪影響を与えることがあります。その状態が続けば、高齢度が進行すればするほど、改善・回復することが難しくなります。
地域のサークルや趣味の集まりに参加し、定期的に、あるいは都度、人と交流することで、孤独感の軽減や人間関係作り、ネットワーク形成に繋がるでしょう。SNSを通じて興味のあるグループに参加するのも一つの方法ですね。
こうは言っても、私自身は、あまり積極的に人やグループと交流することを好まない人間で、こうあるべきと、しらっということはできません。
ただ、孤独・孤立感を日常生活で感じない生活が普通であり、そうした感覚・観念を抱く必要がない社会や何か特定の何かに興味関心をもち、情報を発信することが日常化できていれば、そうした心配はないのではと思っています。
2)任意後見契約の基本とプロセス
任意後見契約は、判断能力が低下した際に信頼できる人物が法的な後見人としてサポートを提供する制度です。契約を結ぶためには、公証役場での手続きが必要です。契約内容には、後見人の権限や報酬についても明確に記載する必要があります。
成年後見制度や任意後見については、以下で取り上げました。
⇒ 老後の生活を守る相続対策|事例で学ぶトラブル回避
3)信頼できる第三者(友人、専門家)の選択と依頼
成年後見制度を選択し、任意後見人として適任な人を選ぶことは、安心できる老後生活を続けるための重要な要件です。家族や友人がその候補に挙げることが多いですが、おひとりさまにおいては、専門家や弁護士を利用することも有効な選択肢としておくことが望ましいと思います。
信頼性、誠実さを判断するためには、事前調査と事前面談を行うことをお薦めします。
4)後見契約や手続き時の注意点と法的な確認事項
後見契約時には、後見人の責任範囲や期間、緊急時の対応などを明確にし、文書化し、契約書を取り交わすことが絶対条件です。法的な確認事項として、弁護士や司法書士のサポートを受けることで、契約の詳細を理解し、不備を防ぐとともに、その実行を適法に、契約内容に確実に沿って執行することの保証を得るためです。
以上のように、社会的ネットワークの構築や法的な後見人制度の活用により、おひとりさま生活での不安が軽減されます。
自身の意志や希望を明確に表現し、伝えることができる現状の日常生活において、こうした課題への取り組みと対策について理解し、具体化したり、しっかり準備しておくことができればと思います。
まとめ
今回の記事は、次の記事のテーマである、すべてのおひとりさまにとって必要な終活課題に取り組む上で、現状のおひとりさま日常生活を振り返り、課題があれば把握・評価し改善することで、その基盤を作ることを目的としたものでした。
一部、終活課題に関係することにも触れましたが、おひとりさまとしての生活には、さまざまな背景や事情があります。それらを踏まえて、現状から、これからの高齢のおひとりさま生活の在り方、そして避けることができない終活を日常に組み入れた生き方に視点を移すきっかけにして頂ければと思います。
前回記事に戻ります。
⇒ 老後のライフプランと家族の役割|共に安心を築くステップ
【シリーズ「望ましい高齢者生活を送るための終活8ステップ」構成】
序 「望ましい高齢者生活を送るための終活8ステップ」シリーズ、始めます
第1ステップ 終活の基本の理解と心構え
1-1 終活の基本と目的
1.終活とは何か?基本概念と目的、必要性
2.終活を始めるタイミングと適切な年齢
3.老後の生活設計と終活準備の重要性
1-2 具体的な終活の進め方
1.終活の8ステップ:計画から実施までの具体的ガイド
2.終活の優先順位:重要な項目の把握と管理
3.終活の手順:具体的な方法と必要なリスト
1-3 終活を成功させるための心構え
1.終活のメリット・デメリットと保険・信託等のリスク管理
2.生活の充実とリスク回避対策
3.終活に伴う不安やトラブル回避の具体策
第2ステップ エンディングノート・終活ノートの作成方法と活用法
2-1 エンディングノートの作成法
1.エンディングノートとは?
2.記載すべき項目・内容と書き方、作成法
2-2 エンディングノート作成のための基本情報の収集と活用法
1.終活及びエンディングノート作成のための基本情報と収集法
2.エンディングノートの活用・保管方法と家族への共有
2-3 終活のおける専門家の活用
1.法律関連専門家の活用:弁護士・税理士・司法書士の役割と連携の必要性
2.任意後見人制度や監修の重要性と契約内容
3.終活コンサルタント、終活アドバイザー等、専門家の活用法
第3ステップ 老後の生活設計と医療・介護の備え
3-1 老後の生活を安心化する資金計画
1.老後の資金計画:年金と生命保険の活用
2.資産運用の方法とリスク管理
3.相続税対策と非課税投資のメリット
3-2 介護の準備
1.介護保険制度と基礎知識
2.介護施設とサービスの選び方
3.介護にかかる費用と資金計画
3-3 医療の準備
1.老後の医療保険制度の基本
2.入院準備・手続きと医療費負担対策
3.介護と医療の関係と準備方法
3-4 老後の生活設計と活動
1.老後の生活費用と必要な準備項目
2.老後を充実させる趣味や活動
3.任意後見契約の活用法
第4ステップ 生前整理、断捨離と遺言書の作成
4-1 身辺整理・生前整理と断捨離の実践
1.身の回り整理のタイミングとリスト
2.生前整理・遺品整理と断捨離の進め方
3.財産・不動産・負債整理と諸契約の注意点
4-2 デジタル終活
1.デジタルデータ・機器の整理・管理と処分
2.オンラインサービスの契約解消の注意点
3.デジタル遺品の整理・相続の方法と対策
4-3 遺言書の作成
1.エンディングノートとの違いと遺言書のメリット
2.遺言書の種類と作成の流れ、具体的な方法
第5ステップ 財産と相続の整理
5-1 財産管理の基本知識
1.財産の整理と管理方法:資産運用と不動産管理
2.生前贈与と資産信託の方法
3.資産贈与・寄付と税制優遇のメリット
5-2 相続対策の基本
1.相続の基本:相続人と相続税の仕組み
2.相続税対策と非課税のポイント
3.専門家による相続アドバイスの活用法
5-3 遺言書と遺産相続の準備
1.遺言書の種類と作成方法
2.遺産相続の流れと必要な手続き
3.遺言執行や相続トラブル対策
5-4 トラブル回避と老後の安心
1.トラブルとリスク回避の対策
2.委任契約や後見人制度の活用
3.財産契約と信託の法的効力とリスク管理
第6ステップ 葬儀と埋葬の準備
6-1 葬儀の準備
1.葬儀の基本知識と種類・形式
2.葬儀社の選び方と契約・手続きのポイント
3.葬儀前後の手続きと対応方法
6-2 お墓対策、埋葬準備と供養の選択
1.お墓の整理・処分・対策の必要性と方法
2.お墓と墓地の選び方
3.埋葬・供養の方法と対策
6-3 遺品整理と死後の対応
1.死後の準備と手続き
2.遺品整理のステップと方法
3.家族・遺族の負担軽減と準備・手配
第7ステップ 家族とのコミュニケーション
7-1 家族のための終活準備
1.家族と一緒に進める終活の方法
2.遺言書やエンディングノートの共有
3.家族への負担を軽減する終活のポイント
7-2 老後のライフプランと家族の役割
1.家族信託と遺産相続の対策
2.老後のライフプランと家族の役割
3.希望する介護・医療・葬儀の準備
第8ステップ おひとりさまの終活
8-1 おひとりさま生活の備え
1.おひとりさま生活のための準備と日常管理
2.身辺整理と断捨離の具体的な方法
3.ネットワーク構築、任意後見契約と信頼できる第三者の選び方
8-2 おひとりさまの終活課題と対策
1.おひとりさまの終活課題と優先順位
2.葬儀とお金の準備
3.死後事務手続きの方法とリスク管理
総括 シリーズ「望ましい老後を送るための8つの終活ステップ」補足とまとめ
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