家族のための終活準備|「望ましい高齢生活を送るための終活8ステップ」ー22

終活

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本記事では、家族とのコミュニケーションに有効かつ有益に取り組み、本人にとっても家族にとっても望ましい終活を実践する上での留意点などについて整理します。
但し、このシリーズでこれまでたどってきた各ステップの課題ごとに、家族とのコミュニケーションの必要性・重要性について触れています。
その各記事を一つ一つお読み頂ければ、それぞれの終活課題において留意しておきたい家族とのコミュニケーションの在り方、実施方法などについて確認することができると思います。
当シリーズで設定した8つのステップは以下のとおりです。

第1ステップ:終活の基本の理解と心構え
第2ステップ:エンディングノートの作成と活用法
第3ステップ:老後の生活設計と医療・介護の備え
第4ステップ:生前整理、断捨離と遺言書の作成
第5ステップ:財産と相続の整理
第6ステップ:葬儀と埋葬の準備
第7ステップ:家族とのコミュニケーション
第8ステップ:おひとりさまの終活

しかし、当記事では、一応、終活における「家族と共に進める方法」、「遺言書やエンディングノートの共有」、および「家族への負担を軽減するためのポイント」という課題に焦点を当て、それぞれ堀り下げて紹介することにします。
これにより、老後の安心を得ながら、家族の絆も深め、終活がスムーズに進められ、穏やかな高齢者生活を送ることに繋がればと思います。

この項では、家族全員が終活の意義や目的、大切さを理解し、各自が持つ責任を自覚共有し、相互に必要な協力を得て終活を進めていくことができるよう、大切な要素を整理します。

1)終活の始め方と家族の役割

終活を始めるには、まず家族で話し合いの機会を設け、終活の目的や意義を共有することができるよう、素地を整えておくことが大切です。
家族構成は、個々の世帯ごとに異なり、一言で「家族」といっても、みな事情や状況が違うので、ここで述べることがすべてに共通ということではありません。
一般的にそうではないか、という前提での記述となりますが、お読み頂く方々それぞれの背景に合わせて、解釈や応用を想像・想定して頂ければと思います。

立場・事情に応じた終活への家族の関わりと役割
旧い家父長制の時代の家や土地・財産等の相続をめぐるあり方で、現代のそれらの課題に対処することは、ナンセンスであることははっきりしています。
しかし、いまだにそういう旧い観念を持ち続けている親や子がおり、その価値観にとらわれたまま、終活や相続を意識・認識している人がまったくいないとは断言できません。
またそうした旧い制度とは関係なく、子どもの時からの親との関係や兄弟姉妹関係の在り方、そして配偶者間の関係の在り方で、終活に関わる課題への意識・認識も家族個々人によって異なっているのもやむを得ないといえます。
そうした前提を認識することは大切ですが、いざ相続となると、それぞれの経験・経緯に配慮して丸く収まるという保証もありません。
こうした懸念にどう対処していくか。
家族それぞれの役割をきちんと線引きして決め、分担することは難しいかもしれませんが、まずは、それぞれの見方・認識などを話し、お互いの思いを理解することから始めることができればよいのではと思います。
それぞれ、こんな事を考えていたのか、と意外なこと、想定外だったことがそれぞれの口から発せられるかもしれません。
もちろんそれと並行して、あるいは先行して、終活当事者としての親の考えを、しっかり家族に伝えることが、大前提ですが。

2)家族会議、家族間コミュニケーションの重要性

さまざまな課題がある終活において、関係する家族それぞれの思いなどについて、できるだけ早くから、相互のコミュニケーションの機会を持つようにすることは、不可欠なことと思います。
そして、その呼びかけは、できることなら親の方から声をかけるほうが望ましいのではと思います。
ただ、親が自らそうした判断や行動が起こしにくい状況になってると、やはり家族の誰かが、かっこよく言うとリーダーシップをとって、あるいは勇気をもって、言い出しっぺになって、家族会議などの機会・場を設けるよう、行動を起こして頂ければと思います。
こうしたコミュニケーションを通じて、家族それぞれが、どのような立場で、どのように相互に協力していくことが望ましいか、それぞれの役割や立ち位置などを確認し、かつ相互に理解し合い、望ましい終活課題それぞれの目標やゴールを必要な時間をかけて設定し、取り組んでいくことに繋がればよいと思います。

終活の目的・課題の共通認識化
そのためにも、終活とはどういうもので、何のために取り組むのかという基本も、家族間で理解し、共有しておくことが理想です。
終活の意義・目的や基本的な知識などについては、このシリーズの初めに取り上げています。
以下の記事で確認頂ければと思います。
⇒ 終活とは何か?基本概念と目的|老後の人生設計と準備の重要性
  終活の基本理解と心構え | 8ステップで始める安心の計画

・SNSを利用しての終活ミーティング
「家族会議」と簡単に書いていますが、そのような形式性をもつ用語を用いることには、私自身少し抵抗があります。今ならば、LINEで家族のグループを作って、終活の種々のテーマについて、意見を出し合うなど、気安くコミュニケーションや意見交換をする方法を選択できるので、有効に使えばよいと思います。
私は、Facebookで、登録した家族だけが投稿し、閲覧することができるグループを利用しています。
今のところ、家族の誕生日のお祝いに使ったり、子どものライフイベント等の折りに近況を投稿するなどの利用にとどまっていますが、いずれ必要になれば、終活関連情報も投稿することになるかもしれません。
LINEでは、今のところほとんど利用することはありませんが、私と息子たちだけのグループも設定していて、こちらの方が終活関連でのコミュニケーションで使う必要がいずれ生じるかもしれません。
家族会議と仰々しくなれば議事録を、堅苦しくなりますが、SNSならばきちんと活字として残るので、便利ですし。
来年、私も正式に?後期高齢者入りするので、終活第1弾として、断捨離を始めようかと考えています。
その時には、家に置いてある子どもたちの学生時代の文集などの処分をどうするかなど彼らの意向を尋ねることなどで、LINEグループを使うことになるっでしょう。
これが手始めになりそうです。

3)終活のスケジュール管理と役割分担

もちろん、定期的に終活関連での家族会議を開催し、後顧の憂いのないように家族間のコミュニケーションをしっかり取っていくことの方が良いと考える方々は、ぜひ実践をと思います。
こうした場合は、終活の重要課題ごとにコミュニケーションや会議の機会を定期的に持ち、計画的に進めることで、お互いに安心して、かつ信頼感を醸成していくことができるでしょう。
役割分担を明確にして進めることになるかもしれません。
そのプロセスを通じて、家族間のきずなが深まり、親の老後生活が一層素敵なものになっていく可能性も生まれます。
なかなか意見や思いが一致せず、食い違いが起きたり、トラブルになるリスクも生じるかもしれませんが、コミュニケーションの重要性をお互いに認識していれば、解決策を見出すことができるでしょうし、必要があれば、弁護士や税理士・司法書士など専門家に相談するなどの選択も合意できるでしょう。

前項で行った家族間のコミュニケーションや会議で決まったこと、確認したには、テーマによっては、遺言書やエンディングノートなどに記録・記述しておくべきことがあるかもしれません。
そうすることで、家族間の意思統一や情報共有ができ、死後の対応がスムースに運ぶことが可能になります。

1)遺言書の基本と家族との共有

遺言書を作成し、家族にその存在を伝えることは、将来的な相続トラブルを防ぐ第一歩です。
但し、遺言書の内容に法定相続人が反対を唱え、その理由が法的効力を持ちうるものであった場合には、トラブルが発生し、訴訟沙汰になることが多々あります。
そうならないように、前項で課題とした、家族間のコミュニケーションが不可欠というわけです。
もちろん、遺言の作成において、遺言書の内容の検討、遺言書に書き記すべき事項など、正しい手続きで行われる必要があります。
そうした遺言書に関する基本的な知識や要件、手続きなどについて、作成する当人はもちろん、家族も理解共有し、遺言書が的確に作成されるようにする必要があります。
但し、遺産相続が、家族以外の(家族からすれば)第三者を指名している場合は、もし家族が知らされていなければ問題になるリスクが大きいでしょう。
そうしたリスクを回避するためにも、公正証書による遺言手続きを用いることが良いと思われます。
もちろん、自筆公正証書も法的効力が確実に保たれた手続きと内容で作成されていれば、トラブルを回避できる可能性が高いです。
遺言書を作成した後は、その存在を家族に知らせておくことが重要です。家族が遺言書を知っていることで、適切な対応が可能になり、遺産相続がスムーズに進行します。
なお、ここでは、遺言書についての詳しい説明は省略します。
「遺言書(ゆいごんしょ)」については、当シリーズの以下の記事で取り上げていますので、確認して頂ければと思います。
⇒ 遺言書の作成方法とメリット|老後の安心を支える終活ステップ
  遺言書の作成と遺産相続の準備|終活で相続トラブルを防ぐポイント

2)エンディングノートの記入と活用法

エンディングノートは、主に個人の希望や想いを記録するもので、遺言書のように法的効力をエンディングノートに求めるには若干あるいは場合によっは問題があります。
しかし、家族・遺族にとっては貴重な情報源とはなります。
エンディングノートには、財産目録や保険情報、医療・介護の希望、葬儀の希望など、詳細な情報を記入します。
故人がエンディングノートを作成したいたこと、どこに保管していたか知っていることで、家族は、このノートを基にして、故人の意思を尊重した対応ができます。
特に故人だけが知っていること、知っているべきだったこと、あるいは本人ならではの希望など、死後、家族・遺族関係者が担う、さまざまな処理や手続きをそれに従って、円滑に行う上でのガイドブック、ガイドラインになるわけです。
生前、その記入内容は随時更新し、家族にもその存在を知らせておくことが推奨されます。
また故人のさまざまな想いもそこから知ることができるなど、無形の価値ももつ大切な財産ともなりうるものです。

エンディングノートについては、以下の記事で取り上げました。見て頂ければと思います。
⇒ エンディングノートの作成方法と記載内容の完全ガイド | スムーズな終活をサポート
  エンディングノート作成に必要な情報の収集と共有方法 | 家族と安心の終活
  終活を成功させるための心構え|メリットと不安対策を徹底解説

なお後日、エンディングノートの内容について、実物を用いて、構成や記入項目などを詳しくお伝えする予定です。

3)共有する際の注意点と家族の意見を取り入れる方法

遺言書やエンディングノートの内容を共有する際は、家族全員が参加し、意見を述べられる場を設けることが理想的です。これにより、意見の相違があっても話し合いを通じて調整できます。
特に、介護や医療に関する希望は家族に影響を及ぼすため、意見を取り入れて最適な方法を選ぶことに繋げたいものです。
家族とのコミュニケーションと記録・記述を通じて終活に関する大切な情報を確認し共有することで、関係する全員が納得した形で終活を進めることができればと思います。

家族への負担を軽減するための終活の具体的な工夫を紹介し、心の平穏を保ちながら老後を迎える準備に向かい合うことができるようにと思います。

1)生活資産の整理と財産目録の作成

資産を整理し、財産目録を作成することは、遺族が相続手続きを行う際に非常に役立ちます。
具体的には、現金、預貯金、不動産、証券などをリスト化し、保管場所や詳細を明記します。家族がスムーズに財産を把握できるよう、分かりやすく整理しておきましょう。
また、必要に応じて弁護士や税理士に相談することで、法的な問題も防ぐことができます。

生活資産の整理、生前整理については、以下の記事で取り上げました。
⇒ 生前整理と断捨離の実践ガイド | 終活で家族に優しい準備


財産目録や財産管理などについては、以下の記事で取り上げました。
確認頂ければと思います。
⇒ 終活|財産管理の基礎知識|資産整理・生前贈与・信託の方法

2)葬儀や葬送、供養等に関する希望の明確化

葬儀の形式や参列者の範囲、希望する宗教的儀式などを明確にしておくことで、遺族は迷わず対応できます。
その内容はエンディングノートに記載し、家族に伝えておくことができます。
また、LINEやFacebookのプライベートのグループなどSNSを利用して、希望を伝えておくのもよいでしょう。
例えば、「小規模な家族葬を希望」「通夜は行わず、家族葬を希望」「僧侶への依頼は不要」「無宗教の形式で」と具体的な希望・指示を伝えておくとよいですね。
形式(家族葬、一般葬、直葬など)、参列者の規模、式の場所、宗教的な要素など、選択肢そのものが多種多様ですが、本人の希望だけでなく、家族の希望や思いもあるでしょうから、やはり事前に話し合っておくとよいと思います。
葬儀に関しては、以下の記事で取り上げました。確認頂ければと思います。
⇒ 葬儀準備と手続きガイド | スムーズな葬儀のための重要ポイント

3)事前に行うことを推奨したい手続きと情報整理

生前に手続きと情報を整理しておくことで、遺族が混乱せずに対応できることは多々あります。
但し、それらを遺族が容易に入手あるいは確認できるようにしておかなければ、やはり迷惑が掛かりますし、困ってしまいます。
銀行口座や保険契約、年金情報など、必要な手続きや情報を一括して整理しておくと、遺族は負担なく対応できます。特に、重要書類は分かりやすい場所に保管し、その所在を家族に知らせておくと良いでしょう。情報整理は、ファイルやデジタルツールを活用して管理するのもよいでしょう。
死亡後に必要となることは、本人も家族も知っておき、必要情報を、時系列的に、必要とする順番に記述しておくことが、非常に役に立ちます。
死亡届の提出、相続手続き、年金の停止、遺品整理その他、やるべきことは意外に多く、手続きが煩雑であったり、時間を必要とするものが多いのです。
また案件によっては、弁護士や税理士、遺品整理業者といった専門家のサポートを得て取り組むことを用意していることもあり得ます。
財産分与・遺産分割協議書の作成など、家族間の協力・連係を必要とすることもありますから、ここでもやはり事前のコミュニケーションと確認があるとよい案件については、留意しておきましょう。

相続及びその準備については、以下の記事で既に取り上げています。確認してください。
⇒ 相続を安心に進めるための終活必須ガイド
  老後の生活を守る相続対策|事例で学ぶトラブル回避

終活を家族と一緒に進め、遺言書やエンディングノートを共有し、家族への負担を軽減する準備をすることで、自身を含め全員が心の平穏を保ちながら老後生活を送ることができるでしょう。
この記事を含め、当シリーズの各ステップの記事も振り返って頂き、皆さんの思いや希望が叶えられることを願っています。

前回記事に戻ります。
⇒ 遺品整理と死後の対応をスムーズに進める終活のポイント

【シリーズ「望ましい高齢者生活を送るための終活8ステップ」構成】
序 「望ましい高齢者生活を送るための終活8ステップ」シリーズ、始めます
第1ステップ 終活の基本の理解と心構え

 1-1 終活の基本と目的
 1.終活とは何か?基本概念と目的、必要性
 2.終活を始めるタイミングと適切な年齢
 3.老後の生活設計と終活準備の重要性
 1-2 具体的な終活の進め方
 
1.終活の8ステップ:計画から実施までの具体的ガイド
 2.終活の優先順位:重要な項目の把握と管理
 3.終活の手順:具体的な方法と必要なリスト
 1-3 終活を成功させるための心構え
 1.終活のメリット・デメリットと保険・信託等のリスク管理
 2.生活の充実とリスク回避対策
 3.終活に伴う不安やトラブル回避の具体策
第2ステップ エンディングノート・終活ノートの作成方法と活用法
 2-1 エンディングノートの作成法
 1.エンディングノートとは?
 2.記載すべき項目・内容と書き方、作成法
 2-2 エンディングノート作成のための基本情報の収集と活用法
 1.終活及びエンディングノート作成のための基本情報と収集法
 2.エンディングノートの活用・保管方法と家族への共有
 2-3 終活のおける専門家の活用
 1.法律関連専門家の活用:弁護士・税理士・司法書士の役割と連携の必要性
 2.任意後見人制度や監修の重要性と契約内容
 3.終活コンサルタント、終活アドバイザー等、専門家の活用法
第3ステップ 老後の生活設計と医療・介護の備え
 3-1 老後の生活を安心化する資金計画
 1.老後の資金計画:年金と生命保険の活用
 2.資産運用の方法とリスク管理
 3.相続税対策と非課税投資のメリット
 3-2 介護の準備
 1.介護保険制度と基礎知識
 2.介護施設とサービスの選び方
 3.介護にかかる費用と資金計画
 3-3 医療の準備
 1.老後の医療保険制度の基本
 2.入院準備・手続きと医療費負担対策
 3.介護と医療の関係と準備方法
 3-4 老後の生活設計と活動
 1.老後の生活費用と必要な準備項目
 2.老後を充実させる趣味や活動
 3.任意後見契約の活用法
第4ステップ 生前整理、断捨離と遺言書の作成
 4-1 身辺整理・生前整理と断捨離の実践
 1.身の回り整理のタイミングとリスト
 2.生前整理・遺品整理と断捨離の進め方
 3.財産・不動産・負債整理と諸契約の注意点
 4-2 デジタル終活
 1.デジタルデータ・機器の整理・管理と処分
 2.オンラインサービスの契約解消の注意点
 3.デジタル遺品の整理・相続の方法と対策
4-3 遺言書の作成 
 1.エンディングノートとの違いと遺言書のメリット
 2.遺言書の種類と作成の流れ、具体的な方法
第5ステップ 財産と相続の整理
 5-1 財産管理の基本知識
 1.財産の整理と管理方法:資産運用と不動産管理
 2.生前贈与と資産信託の方法
 3.資産贈与・寄付と税制優遇のメリット
 5-2 相続対策の基本
 1.相続の基本:相続人と相続税の仕組み
 2.相続税対策と非課税のポイント
 3.専門家による相続アドバイスの活用法
 5-3 遺言書と遺産相続の準備
 1.遺言書の種類と作成方法
 2.遺産相続の流れと必要な手続き
 3.遺言執行や相続トラブル対策
 5-4 トラブル回避と老後の安心
 1.トラブルとリスク回避の対策
 2.委任契約や後見人制度の活用
 3.財産契約と信託の法的効力とリスク管理
第6ステップ 葬儀と埋葬の準備
 6-1 葬儀の準備
 1.葬儀の基本知識と種類・形式
 2.葬儀社の選び方と契約・手続きのポイント
 3.葬儀前後の手続きと対応方法
 6-2 お墓対策、埋葬準備と供養の選択
 1.お墓の整理・処分・対策の必要性と方法
 2.お墓と墓地の選び方
 3.埋葬・供養の方法と対策
 6-3 遺品整理と死後の対応
 1.死後の準備と手続き
 2.遺品整理のステップと方法
 3.家族・遺族の負担軽減と準備・手配
第7ステップ 家族とのコミュニケーション
 7-1 家族のための終活準備
 1.家族と一緒に進める終活の方法
 2.遺言書やエンディングノートの共有
 3.家族への負担を軽減する終活のポイント
 7-2 老後のライフプランと家族の役割
 1.家族信託と遺産相続の対策
 2.老後のライフプランと家族の役割
 3.希望する介護・医療・葬儀の準備
第8ステップ おひとりさまの終活
 8-1 おひとりさま生活の備え
 1.おひとりさま生活のための準備と日常管理
 2.身辺整理と断捨離の具体的な方法
 3.ネットワーク構築、任意後見契約と信頼できる第三者の選び方
 8-2 おひとりさまの終活課題と対策
 1.おひとりさまの終活課題と優先順位
 2.葬儀とお金の準備
 3.死後事務手続きの方法とリスク管理
総括 シリーズ「望ましい老後を送るための8つの終活ステップ」補足とまとめ

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